世界を大きく変えたスマートフォンは若い世代から中高年まで、誰もが持っている必需品になりました。
特に人気なのはAppleから販売されているiPhone。
その最新機種のiPhone13をすでに手に入れた方もいるのではないでしょうか。
そして普段どんなに気を付けていても、うっかり落としてしまったり水没してしまったりという予期せぬトラブルは誰にでも起こり得ることです。
「iPhone13の修理を考えているけれどどうすればいいのかわからない」という方向けに、壊れてしまったときの対処法や、修理費用の相場を解説します!
iPhone13シリーズのベーシックモデル「iPhone13」の基本的スペックをまとめました。
種類 | iPhone13 |
容量 | 128GB、256GB、512GB |
カラー | スターライト(新)、ミッドナイト(新)、ブルー(新)、ピンク(新)、レッド |
サイズ | 高さ:71.5mm幅:146.7mm厚さ:7.65mm |
重量 | 173g |
ディスプレイ | 6.1インチSuper Retina XDR |
チップ | A15 Bionic |
認証方式 | Face ID(顔認証) |
ひとつ前のシリーズである「iPhone12」とスペック面で大きく違うのは、次の4つです。
- 本体の厚さが7.4mm(iPhone12)から7.65mm(iPhone13)に変わり、少し分厚くなった
- 重量が162g(iPhone12)から173g(iPhone13)に変わり、少し重くなった
- iPhone13の容量に512GBが追加された
- CPUがA14 Bionic(iPhone12)からA15 Bionic(iPhone13)に進化した。
全体的にワンランクスペックが上がっているのがわかります。また、CPUが変わったことにより、最大演算処理回数が約44%向上しているため、処理速度がさらに速くなっています。
iPhone13を落としてしまったり水没させてしまったり、不具合や故障の不安を感じたときは慌てずに修理方法を確認しましょう。
まず画面が表示できている場合は立ち上げているアプリを全て閉じ、電源をおとしてから再起動できるか試してみてください。
それでも画面に不具合がある、表示しないという場合は修理の依頼を検討する必要があります。
※iPhoneの電源が入らないという場合は、スマホの電源が入らないときの対処方法もご確認ください。
iPhone13を修理に出す方法は大きく分けて3つあります。
- AppleまたはAppleの公式店に依頼
- スマホキャリアに依頼
- スマホ修理業者に依頼
それぞれメリットやデメリットがあり、修理にかかる金額も違ってきます。
まずApple公式で修理した場合にかかる費用をチェックしてみましょう。
Appleに修理を依頼する場合は、AppleStoreかAppleの正規店に予約して直接持ち込む方法と、配送でも修理を受け付けています。
AppleCare+に加入していた場合は、購入してから2年間は修理にかかる料金が通常よりも大幅に抑えられるのでお得です。事前に加入しているか確認しておきましょう。
また、AppleCare+に加入していても保証対象外となる修理もあります。その時は対象外の料金となるので注意してください。
修理内容 | AppleCare+ 加入の料金 | AppleCare+ 非加入の料金 |
画面修理 | 3,700円 | 36,680円 |
バッテリー交換 | 無料 | 8,140円 |
その他修理 | 12,900円 | 57,980円 |
盗難・紛失 (AppleCare+ 盗難・紛失プラン加入時のみ) |
12,900円で新品のiPhoneと交換可能 |
Appleで修理する場合は、AppleCare+に入っていない場合高額の費用がかかってしまいます。逆に、月額700円はかかりますが、加入済みであれば費用を抑えて修理できるため「iPhoneを頻繁に壊してしまう…」といった方は加入しておくとよいかもしれません。
ただし、Appleの場合、破損箇所だけを修理するのではなく、本体ごと交換されてしまうケースが多いです。そうすると、端末のデータが消えてしまうので注意しましょう。
Appleの保証以外にも各スマホキャリアではそれぞれ保証サービスを提供しています。
docomoは独自の保証サービスを持っていますが、au、SoftBank、楽天モバイルはAppleCare+ と組み合わせた保証サービスになっています。
修理内容/保証サービス月額利用料 | 料金 |
画面割れ修理 | 3,700円(税込) |
バッテリー交換 | 無料 |
水没修理 | 12,900円(税込) |
月額サービス利用料 | 979円(税込) |
修理内容 | 購入から1年間 | 2年目以降 |
画面割れ修理 | 無料 | 上限額5,500円 |
バッテリー交換 | 無料 | 上限額5,500円 |
水没修理 | 無料 | 上限額5,500円 |
月額サービス利用料 | 825円(税込) | 825円(税込) |
修理内容/保証サービス月額利用料 | 料金 |
画面割れ修理 | 3,700円(税込) |
バッテリー交換 | 無料 |
水没修理 | 12,900円(税込) |
月額サービス利用料 | 979円(税込) |
修理内容/保証サービス月額利用料 | 料金 |
画面割れ修理 | 3,700円(税込) |
バッテリー交換 | 無料 |
水没修理 | 12,900円(税込) |
月額サービス利用料 | 979円(税込) |
docomoは独自の修理サービスを持っており、保証サービス加入後1年間は修理費用が無料です。また、月額料金も安いので修理費用だけを見ると1番お得だと言えるでしょう。
iPhone13の修理時間はどこに依頼するかで変わってきます。
実はiPhoneの修理自体は30分〜即日で完了することがほとんどです。
予約状況、配送にかかる日数で大幅に時間がかかってしまう場合があります。
それぞれ修理を出したときにかかる目安時間を一覧表にまとめました。
業者の種類 | 修理にかかる目安時間 |
Apple | 数日〜数週間 |
スマホキャリア | 約1週間前後 |
スマホ業者 | 即日(最短1時間)〜1週間前後 |
Appleに修理を依頼する場合、早くても数日、長ければ数週間近くかかってしまうことも。その点、スマホ業者は最短即日1時間で修理が可能です。
スマホソニックなら、最短10分でバッテリーの交換や画面修理を行います!さらに、大切なデータも消えることなくそのままお使いいただけます。iPhoneが壊れてしまった方は、即日対応のスマホクイックへぜひお問い合わせください!
iPhone13を修理に出すときはApple正規店と非正規店のどちらかに依頼することになります。
持ち込みだとAppleSroreで修理してもらうのが確実とも言えますが、店舗が都会に集中していて全国にないことが難点です。
スマホキャリアショップで持ち込みの修理を受け付けている店舗も少なく限られています。
そこで持ち込みに便利なのがAppleから公式認定されている正規店です。
カメラのキタムラなど、全国に店舗がある量販店の一部で修理を受け付けています。
正規店では修理のときに交換する部品が全てApple純正品なので安心して依頼できます。
非正規店は近年、街中のあらゆるところで見かけるようになりました。
その名称から胡散臭さを感じてしまう人もいるかもしれませんが、中には総務省から認定を受けて登録している修理業者もあります。
非正規店は正規店と比べて料金が安い傾向にあり、受付もスムーズです。
どちらに修理を依頼してもそれぞれメリットやデメリットがあることを理解したうえで、状況に合わせて選択するのが良いでしょう。
正規店やスマホキャリア経由で修理を依頼するとスマホ内のデータが消えてしまう恐れがあります。
これはiPhoneの修理を行う際、本体をリセットして交換するということがほとんどだからです。
非正規店のスマホ修理業者では部品を修理するとき初期化せずに行うことが多いため、データが消えることはほぼありませんが、心配な方はバックアップしておくことをおすすめします。
そのような場合に備え、iPhone本体でできるデータのバックアップ方法をご紹介します。
1.Wi-Fiに接続します
2.iPhoneの「設定」を開きます
3.自分の「ユーザー名」をタップします
4.「iCloud」をタップします
5.「iCloud」をオンにします
6.「今すぐバックアップを作成」をタップします
バックアップを行う際はパソコンが必要になります。バックアップしたデータはパソコンに保存されます。
1.パソコンのiTunesを最新バージョンにアップデートします
2.iTunesを開き、ライトニングケーブルをつないでiPhoneを接続します
3.パソコンの画面にiPhoneが表示されるので選択します
4.「バックアップ」の「今すぐバックアップ」をクリックします
iPhone13を修理に出すとどのぐらいの時間がかかるのか気になりますよね。
Appleの正規店やスマホキャリアから修理を依頼すると混み具合によっては数日〜数週間は予約が取れないということもあります。その日にどうしても修理を受けたいという方はキャンセル待ちもできます。
一方で、非正規店のスマホ修理業者は店舗数も多いため正規店ほど混雑していないでしょう。iPhoneを持って行って最短10分で修理が完了できることもあります。
非正規店で一度でも修理を受けた場合、Apple正規店やスマホキャリアで修理やバッテリー交換ができなくなります。
これは正規店以外で修理するとApple純正品以外の部品が使われる可能性もあることから、改造行為とみなされます。
この事実を知らない人が非正規店で修理を受けてしまい、スマホキャリアの保証からも外れてしまったという例もあります。
また、AppleCareが適用されなくなると紛失したときの損害は高額になるので注意しましょう。
iPhoneに限らず、スマホは常に壊れてしまうリスクがあり、ふとしたときにその瞬間は訪れます。故障した際にすぐ対応できるよう、今回の記事で紹介した注意点や対処法を意識しましょう。
- iPhone13は種類別に修理金額が異なる
- AppleCare+やスマホキャリアの補償サービスに加入していると費用が安くなる
- 正規店で持ち込みができる店舗は少ない
- 正規店では事前申し込みが必要なので非正規店に比べて時間がかかる
- 正規店へ修理を出す前にバックアップを取っておく
- 非正規店での修理はApple純正の部品ではないものを使用される可能性がある
- 非正規店で修理を受けるとAppleCare+など公式保証の対象から外れる
正規店、非正規店でそれぞれメリットやデメリットがありますが、ご自身の状況に合った修理業者を見つけて依頼できれば一番です。