iPhoneのバッテリーは、時間が経つにつれて劣化していきます。
iPhone8は2017年に発売されたモデルなので、初期の方から使っている場合、バッテリーの劣化がかなり進行している恐れがあります。
バッテリーの劣化が進行すると、いきなり起動不可になってしまう可能性があるため注意が必要です。
本記事では、iPhone8のバッテリー交換の方法や費用などを解説します。
iPhone8のバッテリー交換の修理実績もまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
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iPhone8のバッテリー交換を検討すべきタイミング
iPhone8を使用していて、電池の減りが早いと感じたり、アプリが頻繁に落ちたりするようになったら、バッテリー交換を検討するとよいでしょう。
以下で、iPhone8のバッテリー交換を検討すべきタイミングを解説するので、ぜひ参考にしてください。
バッテリーの減りが早い
満充電してもすぐに電池が減ると感じる場合、バッテリーの劣化が進んでいると考えられます。
iPhone8のバッテリーは、使用を重ねることで徐々に劣化し、充電できる容量が少なくなります。
実際に、電池の減りの早さは、バッテリーの最大容量が減少している証拠の一つです。
iPhone8の電池の減りが早いと感じたら、バッテリーの交換を検討するとよいでしょう。
アプリが頻繁に落ちる
iPhone8の使用中にアプリが頻繁に落ちる場合、バッテリーの劣化が原因の可能性があります。
なぜなら、バッテリーの劣化によって電力の供給が不足すると、アプリを正常に起動できなくなるからです。
特に、グラフィックが多く、処理が重いアプリの使用中に落ちる場合には、電力不足が原因だといえるでしょう。
アプリが頻繁に落ちるようになったら、バッテリー交換を検討してみてください。
使用中に突然電源が落ちる
iPhone8の使用中に突然電源が落ちる場合も、バッテリー交換を検討するタイミングの一つです。
特に、電池残量が50%ほど残っているにもかかわらず、突然電源が落ちる場合は、バッテリーの寿命が近づいている証拠だといえます。
バッテリーは充電して繰り返し使えるものの、無限に使用できるわけではありません。
バッテリーは寿命に近づくにつれて劣化し、電力を安定して供給できなくなると、予期せぬかたちで電源が落ちることがあります。
iPhone8の使用中に突然電源が落ちるようになったら、バッテリー交換のタイミングだといえるでしょう。
充電器に接続しても充電されない
iPhone8を充電器に接続しても充電されない原因として、バッテリーの劣化が考えられます。
なぜなら、バッテリーが劣化すると、充電回路へ正常に電力を供給できず、充電が不安定になるからです。
バッテリー交換は、端末を充電器に接続しても充電されない場合や、充電に時間がかかる場合の解決方法の一つです。
iPhone8の充電がうまくできなくなった場合は、バッテリー交換を検討するとよいでしょう。
iPhone8のバッテリー状態をチェックする方法
バッテリーの状態は、お使いのiPhone8でチェックできます。
iPhone8のバッテリー状態をチェックする手順は、以下のとおりです。
- ホーム画面の「設定」をタップ
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」をタップ
- 「最大容量」を確認
「最大容量」の欄に「%」表示されている数値がバッテリーの容量です。
お使いのiPhone8の設定から簡単にチェックできるので、ぜひ一度確認してみてください。
一般的なバッテリー交換時期の目安
iPhone8は2017年に発売されたモデルで、初期に購入した方は使用年数がかなり経過しています。
そのため、バッテリーの劣化が進行している可能性が高いでしょう。
一般的に、「最大容量」の数値が80%を切ると、バッテリーの劣化が進行しているといわれています。
設定から確認して、数値が80%を切っている場合は、バッテリーの交換がおすすめです。
劣化の兆候を放置すると、お使いのiPhone8が起動不可になってしまう可能性があります。
起動不可になる前に、バッテリーの交換を検討しましょう。
iPhone8のバッテリー劣化を放置するリスク
iPhone8のバッテリー劣化を放置すると、発火や不具合の発生といったリスクにつながります。
以下で、iPhone8のバッテリー劣化を放置するリスクを解説するので、ぜひ参考にしてください。
バッテリーが膨張して発火する恐れがある
バッテリーが劣化した状態でiPhone8の使用を続けると、発火につながる恐れがあるため注意が必要です。
バッテリーを繰り返し使用できるのは、内部で化学反応を起こして電気を生じさせているからです。
そのため、使用期間が長くなるほど、化学反応を起こす際に発生するガスが内部に溜まりやすくなり、バッテリーが膨張します。
膨張したバッテリーは、iPhone8の画面を押し上げたり基盤を歪めたりする原因になるほか、ショートすると発火や爆発につながる恐れがあります。
バッテリーの膨張を確認したら、すぐに使用を中止し、修理を依頼しましょう。
リンゴループが発生する
iPhone8のバッテリー劣化を放置すると、リンゴループが発生する可能性があります。
リンゴループとは、iPhoneの画面にリンゴマークが繰り返し表示され、先に進めなくなる症状のことです。
リンゴループは電力供給が不安定な場合に発生するため、解決策としてバッテリー交換が挙げられます。
リンゴループが発生するとiPhoneを正常に使用できなくなるため、バッテリーの劣化に気づいた際は、早めに対処しましょう。
iPhone8のバッテリーを交換する2つの方法
iPhone8のバッテリー交換の依頼先は、正規サービスプロバイダかスマホ専門の修理業者の2択に絞られます。
両者にはメリットとデメリットがあり、特に民間の修理業者に依頼する場合は、技術力の高い業者を見極める必要があります。
1.Appleまたは正規サービスプロバイダに依頼する
iPhone8のバッテリー交換は、AppleStoreやApple社の正規サービスプロバイダに依頼すると安心です。
正規サービスプロバイダに依頼するメリットとデメリットは、下表のとおりです。
メリット |
デメリット |
|
|
それぞれ詳しく見ていきましょう。
正規サービスプロバイダに依頼するメリット
正規サービスプロバイダにバッテリー交換を依頼するメリットは、以下の3つです。
- 修理に安全性がある
- 純正のパーツを使用している
- 保証(AppleCareなど)に加入していると無償で修理を受けられる
AppleStoreや正規サービスプロバイダは修理に安全性があるので、安心して修理を依頼できるでしょう。
純正のバッテリーを使用しているため、修理によって何らかの不具合が生じるリスクを軽減できます。
また、AppleCareなどの保証サービスに加入している場合は、無償で修理を受けられるメリットもあります。
ただし、保証を無償で受けられる回数は「2回まで」といった条件も珍しくないので事前に確認が必要です。
正規サービスプロバイダに依頼するデメリット
正規サービスプロバイダにバッテリー交換を依頼するデメリットは、以下の3つです。
- 修理期間が長くなる場合がある(5〜7日程度)
- 保証に入っていない場合は修理代金がかかる
- iPhone8本体の交換になる場合がある
AppleStoreや正規サービスプロバイダは、修理期間が長い傾向にあります。
すぐに対応してもらえるケースもありますが、修理期間は店舗や混み具合に依存します。
配送修理は一般的に5〜7日程度かかるうえ、iPhone8の初期化も必要です。
また、保証に入っていない場合は、1万円程度の修理代金がかかります。
なお、AppleStoreに行くと、バッテリーの修理だけのつもりが、本体交換の方向で話が進んでしまうケースもあるので、注意しましょう。
2.スマホ専門の修理業者に依頼する
スマホ専門の修理業者を選ぶ際は、総務省登録修理業者を選ぶようにしてください。
総務省に登録された業者は、厳しい審査基準をクリアした修理業者のため、技術力や安全性が高いのが特徴です。
スマホ専門の修理業者に依頼するメリットとデメリットは、下表のとおりです。
メリット |
デメリット |
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それぞれ詳しく見ていきましょう。
スマホ専門の修理業者に依頼するメリット
正規サービスプロバイダにバッテリー交換を依頼するメリットは、以下の3つです。
- 修理価格が比較的安い
- 修理時間が短い(即日対応が可能)
- 修理後の保証が充実している
スマホ専門の修理業者の場合、バッテリー交換の価格が正規サービスプロバイダと比べて安い傾向にあります。
また、スマホ専門の修理業者は基本的に即日対応が可能です。
店舗の混み具合によって多少時間の前後はありますが、iPhone8のバッテリー交換の場合、30〜60分ほどで修理が完了し、即日渡しが可能です。
修理後に不具合が生じた場合には、新しいバッテリーに無償で交換できるサービスなどがあり、保証制度も充実しています。
万が一、修理後もバッテリーの持ちが悪いなどの症状が続いている場合は、気軽に各店舗まで問い合わせてみてください。
スマホ専門の修理業者に依頼するデメリット
正規サービスプロバイダにバッテリー交換を依頼するデメリットは、以下の3つです。
- 正規サービスプロバイダと比べて安全性が低い
- 純正のパーツを使用していない
総務省登録修理業者の場合、一定の品質は保証されているものの、正規サービスプロバイダと比べると安全性が劣る可能性も考えられます。
また、純正のパーツはメーカー限定のもので、市場には出回りません。
そのため、修理業者は純正のパーツを使用できず、「再生品」や「高品質互換」と呼ばれるパーツを使って修理を行っています。
純正のパーツに遜色ない品質ではあるものの、不具合が生じてしまう可能性もゼロではありません。
ただし、パーツを交換すれば不具合が直ることが多いので心配はいらないでしょう。
iPhone8のバッテリー交換は自分でできる?おすすめしない理由
結論から述べると、自分でiPhone8のバッテリーを交換することはおすすめできません。
なぜなら、修理の難易度が高く、故障箇所を広げてしまう可能性があるからです。
以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
自分で修理するのが難しいため
バッテリーの修理をする際は、まずiPhone8の画面と本体を乖離させて画面を開く必要があります。
そして、本体に付いているバッテリーを取り外し、新しいバッテリーに交換します。
Amazonなどで専用の修理道具やバッテリーを購入できるものの、費用をかけて修理したにもかかわらず、壊してしまう可能性があるため注意が必要です。
また、iPhone8は防水端末なので、安易に画面と本体を乖離させてしまうと、パッキンが剥がれて防水機能が失われる可能性もゼロではありません。
このような観点から、自分でバッテリーを交換するのは難易度が高いといえるでしょう。
故障箇所を広げてしまう可能性があるため
自分で修理する場合、バッテリーを交換するまでの過程で、画面を開けたり、コネクタを外したりしなければなりません。
修理初心者の場合、どこにどのようなパーツがあるか、どれほどの力加減を使えばよいか分からないケースもあるでしょう。
知識が曖昧な状態で修理してしまうと、ほかの箇所に故障が広がってしまう可能性があるため注意が必要です。
たとえば、画面を取り外す際に力を入れすぎて割ってしまったり、コネクタがうまく抜けずに壊してしまったりするリスクがあります。
iPhone8を必要以上に故障させないためにも、自分でバッテリーを交換するのはやめましょう。
修理サービスを受けられなくなる可能性があるため
自分で修理して壊してしまうリスクを考えると、自分で修理することは控えたほうがよいといえます。
なぜなら、一度でも自分で修理すると、さまざまな修理サービスを受けられなくなるリスクがあるからです。
正規サービスプロバイダやスマホ専門の修理業者に自分で修理した形跡を確認されると、修理不可と判断される可能性があります。
バッテリーの劣化を確認したら、自分で修理しようとせず、初めから業者に依頼するようにしてください。
iPhone8 Plusのバッテリー交換にかかる費用と時間
iPhone8 Plusのバッテリー交換にかかる費用と所要時間は、依頼先の業者によって異なります。
スマホソニックでiPhone8 Plusのバッテリーを交換する際にかかる修理費用は、下表のとおりです。
モデル |
修理費用(税込) |
所要時間 |
iPhone8 Plus |
5,480円 |
60分 |
iPhone8 Plus |
5,480円 |
60分 |
※2024年11月時点
また、Appleまたは正規サービスプロバイダでの修理費用は、2024年11月時点で11,200円(税込)です。
スマホソニックでのバッテリー交換は、Appleまたは正規サービスプロバイダに依頼する場合と比べてコストを抑えられます。
なお、店舗によって修理費用や所要時間が異なる場合があるため、まずは無料見積もりの利用がおすすめです。
iPhone8の修理業者を選ぶポイント
iPhone8のバッテリー交換を依頼する際は、適切な修理業者を選ぶことが大切です。
たとえば、過去の顧客の口コミや評価などを確認し、サービスの質や信頼性を見極めましょう。
また、スマホ専門の修理業者へ依頼する場合は、総務省登録修理業者を選ぶこともポイントの一つです。
総務省登録修理業者ではない場合、なかには激安を文句に粗悪なパーツを使用して修理している業者も存在するので注意してください。
スマホソニックは、総務省の厳しい審査基準をクリアした総務省登録修理業者です。
iPhone8のバッテリー交換を検討している方は、ぜひ「スマホ・携帯修理のスマホソニック」まで気軽にご相談ください。
iPhone8のバッテリーを交換したスマホソニックの修理実績
スマホソニックの修理実績から、iPhone8のバッテリー交換の事例を紹介します。
- 【iPhone8】劣化したバッテリーの交換修理実績
- 【iPhone8】膨張したバッテリーの交換修理実績
- 【iPhone8Plus】劣化したバッテリーの交換修理実績
以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
事例1.【iPhone8】劣化したバッテリーの交換修理実績
電池の減りが早くなったiPhone8の修理事例です。
- 症状:バッテリー劣化
- 修理内容:バッテリー交換修理
- 修理時間:30分
- 修理料金:6,600円
受付時にバッテリーの状態を確認すると、サービスモードになっていました。
サービスモードは、バッテリーの最大容量が80%を下回った際に表示されます。
30分ほどの作業でiPhone8のバッテリーを交換すると、無事にサービスモードが解消されました。
なお、修理内容を詳しく知りたい方は、【iPhone 8】劣化したバッテリーの交換修理実績(新宿店)をチェックしてみてください。
事例2.【iPhone8】膨張したバッテリーの交換修理実績
画面が浮き上がってしまったiPhone8の修理事例です。
- 症状:バッテリー膨張
- 修理内容:バッテリー交換修理
- 修理時間:30分
- 修理料金:6,600円
端末を分解してみると、予想どおり画面の浮き上がりの原因はバッテリーの膨張でした。
純正品のバッテリーでも膨張するように、劣化の進行はユーザーの使い方に左右されることがわかります。
30分ほどでバッテリー交換の作業を終えると、iPhone8の画面がきちん閉じるようになりました。
なお、事例について詳しく知りたい方は、【iPhone 8】膨張したバッテリーの交換修理実績(新宿店)も参考にしてください。
事例3.【iPhone8Plus】劣化したバッテリーの交換修理実績
端末操作が重く、特定のアプリが落ちるようになったiPhone8Plusの修理事例です。
- 症状:バッテリー劣化
- 修理内容:バッテリー交換修理
- 修理時間:30分
- 修理料金:6,600円
受付時に確認すると、バッテリーの最大容量が79%の状態で、基準の80%を下回っていました。
端末の使用時にストレスがないよう、30分程度でバッテリー交換作業を終えると、最大容量は100%になりました。
長くお使いのiPhone8やiPhone8Plusでも、バッテリーを交換するだけで、最大限のパフォーマンスができる状態まで回復が可能です。
なお、修理内容を詳しく知りたい方は、【iPhone 8】劣化したバッテリーの交換修理実績(新宿店)をチェックしてみてください。
iPhone8のバッテリーを長持ちさせる3つのコツ
iPhone8のバッテリーを長持ちさせるコツは、以下の3つです。
- 高温にならないようにする
- 充電しすぎないようにする
- 低電力モードに設定する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.高温にならないようにする
端末が高温状態になると、バッテリーの膨張を招き、状態の劣化が進行してしまいます。
たとえば、端末を充電しながら、ゲームアプリを利用したりYouTubeを視聴したりすると高温状態になりやすいといえます。
また、アプリの利用時間が長いほど、端末は高温になる傾向です。
iPhone8を使用中に端末が熱くなってきたと感じたときは、アプリの利用を制限するなどして対策しましょう。
2.充電しすぎないようにする
iPhone8の充電回数が多くなるほど、バッテリーの劣化は進行します。
また、充電が100%溜まった状態で充電器を外さずに放置するといった過放電状態は、バッテリーの劣化をさらに進行させる可能性があります。
iPhone8のバッテリーを長持ちさせるためには、充電しすぎないように意識しながら、100%になった状態で充電器から外すよう心がけましょう。
3.低電力モードに設定する
iPhone8のバッテリーを長持ちさせたい場合は、低電力モードに設定することがおすすめです。
なぜなら、低電力モードにすると消費電力が減り、充電を長持ちさせて充電回数を抑えられるからです。
電池の消耗を抑えることは、バッテリー状態の維持につながります。
積極的に低電力モードを利用し、電池の消費を抑えましょう。
まとめ
本記事では、iPhone8のバッテリー交換方法について説明しました。
バッテリーの劣化が進行するとiPhone8が起動不可になってしまう可能性があるため、早めの対応が必要です。
しかし、自分で修理することはかなり難易度が高いため、おすすめできません。
iPhone8のバッテリー交換修理をする際は、安全性が高いうえに、価格が比較的安く、即日対応が可能な総務省登録修理業者に依頼するとよいでしょう。
当社は、総務省の厳しい審査基準をクリアした総務省登録修理業者です。
iPhone8のバッテリー交換修理を含め多くの依頼をいただき、豊富な実績があります。
バッテリー交換に関するご相談は、ぜひ「スマホ・携帯修理のスマホソニック」まで気軽にご相談ください。