Xperiaを修理するなら正規店と非正規店どちらがお得?

壊れたXperiaって直せるの?

2008年、Xperiaの初代モデルとして欧米諸国中心に発売された「Xperia X1」をはじめ、これまでに100種類を超える機種を発売してきた。

中には国内では発売されていない機種もいくつかあるため、海外でのシェア率も高いことがわかる。

また、スマートフォン発売当初からスタイリッシュでデザイン性が優れているのはもちろん、性能としても優れているのが特徴である。

現在では3大キャリアであるdocomo,au,softbankの他、Y!mobileやnuromobileなど格安SIM会社も参入してきている。

壊れたXperiaは直せる!

故障の症状は多種多様であるが、主に以下のものが多いかと思われる。

・液晶割れ、白トビ、線が入った。
・バッテリーの消費が早い、電源がつかない、充電できないなど。
・タッチしても反応しないなどの、タッチパネル不良。
・各種ボタンを押しても反応しない。
・指紋認証がされない。
・水没させてしまった。
・カメラが起動しない、映らない。
・各種スピーカーから音が聞こえない。

機種端末によりけりではあるが、故障の原因となる壊れたパーツを新しいパーツに交換することで直るケースが多く、パーツの流入さえあれば、上記の症状のものは修理可能だ。

直せない症状もあるの?

俗にいう『SONYループ』というものにかかると、絶対に直るとは言い難い。

SONYループは様々な原因が考えられ、修理の方法はいくつか存在する。

故障の原因は外見からは全く検討がつかず、内部を確認しいくつか修理方法試してみなければならない。

SONYループ:電源が落ちて再起動すると、SONYのロゴマークから先に進まず、ホーム画面に行くまでの再起動を繰り返す症状。

SONYループに陥る原因には以下のものが当てはまる。

・OSの更新に失敗する。

OSの更新(システムアップデート)は、端末のストレージ容量不足や通信状況が悪いと途中で、中断されてしまいSONYループに陥る原因の一つとなる。

自動アップデートをオンにしていると、知らず知らずに更新がかかりSONYループに陥るのはよくある話だ。

・バッテリー不良

バッテリーの寿命はおおよそ1年から1年半というが、使用状況などで変わる場合がある。

バッテリーが酷く劣化や消耗していると、微量の電力を生み出すことはできても、動作に必要な電力を流したり貯めたり、維持するのができないので、結果SONYループに陥る。

・基盤の損傷

SONYループの原因の一つで、基盤が損傷している可能性がある。基盤は人間で例えるなら脳に当たるもので、CPUやメモリなどのチップが埋め込まれてる最重要部分である。

基盤の損傷原因は以下の例が挙げられる。

・落下などの衝撃で内部損傷
・外部内部の発熱による焼け
・水没や水濡れ ・本体の負荷動作

正規店と非正規店ではどちらがお得なの?

故障した端末を修理に出す場合、メーカーやキャリアショップという正規店で修理を行うか、携帯修理などを専門とする非正規店のどちらかを選択する必要性があり、メリットデメリットは異なる。

では、修理を頼むのであれば正規店と非正規店ではどちらがお得なのか紹介しよう。

正規店のメリット&デメリット

正規店のメリットは、水没などで端末が使用できない場合、代替機を貸してくれることがある。

また、メーカー保証期間有効内であれば無償で修理といったこともあり、修理に出しても補償期間は継続される。

デメリットは、初期化されてしまうので、バックアップを取らなければいけないこと。

修理の内容にもよるが、返却には1~2週間と時間がかかってしまうことや、本体交換というケースも多いので、修理代が高額になったりもする。

非正規店のメリット&デメリット

非正規店のメリットは、正規店に比べ価格が安いことや返却が当日であったりすることだ。

また、修理内容にもよりけりであるが、液晶やバッテリー交換などでは、データはそのままで初期化されることはない。

デメリットは、直せる端末と直せない端末がある。これは、パーツが市場に卸されていないか、もしくは互換パーツが製作できないというものだ。

次に、iPhone修理店と比べ、androidを専門として修理できる店舗が少ないことや、一度修理に出してしまうとメーカー保証が使えなくなってしまうことが挙げられる。

正規店と非正規店の価格比較

正規店と非正規店のメリット&デメリットの中に、保証外だと高額になったり、非正規店では価格が安いと紹介したが、どれだけ値段に差があるのかを、修理内容とともに紹介しよう。

液晶・画面交換

スマートフォン端末で最も多い液晶画面割れやタッチパネルの反応が悪いといった故障は、新しい液晶と交換といった修理内容となる。

正規店では、初期化し返却は1週間~2週間、料金相場は3万前後で保証期間内であれば無料。

非正規店では、データはそのまま、返却は1時間~2時間程度、機種によりけりであるが料金相場は1万から2万前後。

バッテリー交換

バッテリーの消費が早い、電源がつかない、充電できないなどの故障も多く、新品のバッテリーと交換する修理内容となる。

正規店では、初期化し返却は1週間~2週間、料金相場は1万前後で保証期間内であれば無料。

非正規店では、データはそのまま、返却は1時間~2時間程度、機種によりけりであるが料金相場は8000円前後。

各種内部パーツの交換

各種ボタンがきかない、カメラを起動した際に何も映らない。各スピーカーから音がでないなどの故障は、新しいパーツ交換といった修理内容となる。

正規店では、初期化し返却は1週間~2週間、料金相場は2万前後で保証期間内であれば無料。

非正規店では、データはそのまま、返却は1時間~2時間程度、機種によりけりであるが料金相場は1~2万前後。

水没修理

スマートフォン端末を誤って水場で水没させてしまうケースは多く、『SONYループ』や起動はするが画面に線や黒く覆われてる箇所が存在するなど症状は様々だが、内部に侵入した水滴などを除去し壊れたパーツは交換といった修理内容となる。

正規店では、初期化し返却は2週間~4週間、料金相場は3万前後で保証期間内であっても無償修理ができないケースがある。

非正規店では、データはそのまま、返却は軽度であれば2時間~3時間程度、機種によりけりであるが料金相場は1万前後。

SONYループ

『SONYループ』に陥る要因は様々なので、一度内部を確認し原因を探すところから始まるので、最も時間のかかる修理でバッテリー交換で直るケースもある。

正規店では、新品か整備品といった本体交換、受け渡しは1週間~2週間、料金相場は加入しているサービスや保証内容による。

非正規店では、データはそのまま、返却は故障原因にもより軽度であれば当日、長くて一日。機種や修理内容にもよりけりであるが料金相場は1~3万前後。

XPERIAを修理するなら非正規店がおすすめ?

修理するなら非正規店

正規店と非正規店のメリット&デメリットや価格比較を紹介してきたが、結局のところ故障した際には、どちらで修理するのがいいのか。

正規店での修理は、保証外であれば高額かつ返却に時間がかかってしまい、データも初期化されてしまうので、OSの更新が入る前に、定期的にバックアップをとり、万が一に備え未然に防ぐ必要性がある。

バックアップをしていなかったり、保証外であれば、非正規店での修理がいいだろう。正規店に比べ価格も安く、返却も当日に終わるものが多く、データはそのままなので、故障した際には、非正規店を検討していただきたい。

注意深く使用していても、故障は突然やってくるものだ。軽度で自分の手で直せる故障もあるが、失敗や悪化を考慮した際には、修理店にお願いするのが一番なので、故障した際は修理専門の店舗に出向くか、電話で問い合わせてみよう。