スマホの画面が割れた…修理は安い業者に出すべき?安い場合の危険性・リスクは?

スマホ画面割れ

スマホの画面が割れてしまった時、「直したいけど、どんな業者に頼っていいかわからない。」このような悩みは非常に多いです。

今回は、スマホの画面が割れてしまった時、どのような業者に修理を依頼すべきか、また、費用が安い修理業者に伴う危険性やリスクも説明していきます。

 

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スマホの画面修理は様々な業者がやっている?

スマホの画面修理は様々な業者が行っています。

主に、Appleやau、softbank、docomoをはじめとするキャリアが修理を行う正規店とそれ以外の非正規店に分けられます。

しかし、非正規店の中でも、「総務省登録修理業者」に認定されている業者と登録されていない業者に分かれます。(総務省登録修理業者の情報は総務省公式ホームページから)

正規店での修理

正規店の修理は、上記でも説明した通り、Apple直営店や代理店、キャリアが行う修理のことを指します。最初に端末を購入する際に、保証(AppleCareや各キャリアが行っている独自のサービスなど)を付けると、一度目の修理では、無償で本体交換できたり、正規の値段よりも安く修理を行える場合があります。

しかし、修理価格は高く、修理期間も長いというのがデメリットです。修理に時間をかけたくない人や即日修理を希望する人は不向きと言えるでしょう。とはいえ、正規店なので、修理も確実で安心できます。

非正規店ではあるが、総務省登録修理業者での修理

キャリアやメーカー以外の修理店以外は全て、非正規業者の扱いですが、非正規業者の中でも総務省に登録された、信頼性の高い業者が存在します。

総務省登録修理業者は、非正規店という部類にはなってしまいますが、高いコストをかけて、総務省が定めた厳しい審査をクリアしている業者です。総務省の審査では、主に、修理方法が適性で電波法と電気通信事業法の技術基準に達しているかどうかなどが重視されます。これらを満たしていることが「安心・安全」であることの証明になります。

修理価格は正規より安く、即日受け取りも可能で、技術力も高いです。このことから、総務省登録修理業者は、法令を遵守していて信頼性が高い上に、消費者にとって有益な修理業者であることが伺えます。

非正規店(登録修理業者以外)での修理

非正規店は、Appleやキャリアなどから認められていない修理業者のことを指します。特徴として、価格が非常に安く、即日受け取りが可能な業者が多いです。しかし、業者によっては、原価が安く済むような粗悪なパネルを使用していいたり、技術の程度が低かったりする業者もあります。総務省の登録修理業者ではないので、安全面がかなり心配です。

クオリティの低い修理で納品されてしまうリスクも高いため、非正規業者を選ぶ中では総務省登録があるかどうか確認した方がいいでしょう。

安い非正規業者に依頼するメリット・デメリット

同じ質なのであれば、安い業者に依頼してコストパフォーマンスを高めたいと思う人は多いでしょう。今回は価格帯の安い業者に依頼するメリット・デメリットを考えます。

安い修理業者に依頼するメリット

①正規店よりもはるかに低コスト

一番のメリットとして低価格であることが挙げられます。

実際の例を示してみたいと思います。安い修理業者とは、ここでは総務省登録修理業者を含む非正規店にことを指しています。機種はiPhone8とiPhoneXにしてみます。

Apple(正規修理・保証外)

 iPhone8:16400円 

 iPhoneX:30400円

安い業者の例(非正規修理・登録業者)

 iPhone8:6980円〜

 iPhoneX:12980円〜

iPhone8の場合、正規と非正規には9420円の差があり、iPhoneXの場合、17420円の差があります。正規に比べ、非正規ははるかに低コストであることがわかります。

②スマホ内のデータが保存されたまま戻ってくる

スマホの画面修理の場合、フロントパネルを交換するだけの修理なので、スマホ内のデータには一切触れません。

画面修理の修理工程を端的に説明すると、まず、画面を取り外し、内部のバッテリーに接続されているケーブルと、基盤と画面を繋いでいるケーブルを取り外します。そして、画面に最初から付いているパーツを新しい画面に移植してから、新しい画面を本体に繋げれば修理完了です。

このように画面修理の際は、基盤部分に触れないのでデータが保存された状態で戻ってきます。Appleの正規店などでは、AppleCareなどの保証に加入していると、保証外よりも低価格で修理が可能ですが、本体交換を勧められるケースが多いです。本体交換をしてしまうとバックアップをとることが必須となり、データ移行の手間がかかってしまいます。しかし、正規店以外の画面修理の場合、画面交換だけで修理内容が完結するので、データ移行の手間が省けます。

③対応が早い

安い修理業者の場合、「受付→修理→お渡し」の流れが早いのが特徴です。

正規店の場合だと、Web予約でも予約を取るのが難しかったり、直接店舗に行ってもかなりの時間を待たされたりします。その上、修理期間が長い場合もあり、即日での対応ができず、数日間お預かりになることもあります。

しかし、安い修理業者はスマホの画面修理だと、機種や店舗の混み具合によって多少の差異はありますが、即日修理が可能で、30分〜1時間程度で修理が完了します。ただし、予約せずに直接店舗に行って修理することも可能ですが、土日祝日は非常に混み合う業者もあるので、予約を取ってから修理に出すのが無難です。

安い修理業者に依頼するデメリット

①メーカーの保証が適応されない

正規店以外の修理だと、修理に使うパーツが純正のものではないので、メーカー側が見れば非正規でスマホを修理した形跡を認識できます。そうとなると、キャリアやメーカーの保証に入っていても保証が効かなくなってしまう可能性があります。

正規店以外の修理業者に修理を依頼する場合は、自分が入っている保証の状況の確認を行ってから修理を依頼するべきです。

ただし、非正規で修理したからといって、必ずしも正規で修理が受けられなくなるという訳ではありません。事実、Twitterにも以下のようなツイートがあります。

②不良品となって戻ってくる危険性がある

正規店以外の業者での修理は、正規店での修理と比較すると、やはり確実性という面では劣ります。なぜ確実性の面で劣ってしまうのでしょうか。

・純正のパネルが使用できないから

非正規の画面修理では、メーカーの純正のパネルを使用することができないので、それに代わるパネルを使用しています。純正品ではないからこそ、パネルによっては問題が生じる可能性があります。それには次のような種類があります。

  • 再生パネル
  • 高品質の互換パネル
  • 低品質の互換パネル

再生パネルは、ほとんど純正に近いものです。そのため、修理の際の価格も他の互換パネルと比べても高い傾向にあります。

高品質の互換パネルは、純正のコピー品ではありますが、パネルの精度はかなり高いです。しかし、パネルによってはタッチ動作と画面の明るさに純正品との若干の誤差を感じる人もいるかもしれません。

低品質の互換パネルは、使うことはできますが、低品質なので様々な問題が起こる場合があります。粗悪品だということができますね。低品質品を使うことで起こる可能性がある問題を以下に挙げておきます。

  • パネルの色合いが全く違う
  • 動作不良が起こる(タッチがうまく効かないなど)
  • 起動不良が起こる

上記で、総務省登録修理業者の修理価格の例を出しましたが、その価格よりもはるかに安い激安の修理業者では、低品質のパネルを使用している可能性があるので注意が必要です。

画面修理の場合の費用相場と修理業者の選び方は?

画面修理の費用相場

・正規店の場合

画面修理の費用相場は、シリーズが新しくなるにつれて価格が上がっていくイメージです。

正規店の場合、非正規の修理業者よりも修理価格は高いです。上記でiPhone8とiPhoneXの例で示したように倍近くの差があります。

費用相場は、14500~35800円程度です。

古い機種である、iPhone5、iPhone6などのシリーズの価格は安いですが、比較的新しい機種である、iPhone11、iPhone11Proなどの機種は高いです。

・非正規の場合

非正規の画面修理の費用相場も、正規と同様、シリーズが新しくなるにつれて価格が上がっていきます。

費用相場は、4000~50000円程度です。

なぜこちらの方が高いかというと、比較的新しい機種なので、パーツが出回っていないからだと考えられます。非正規の料金の方が高い機種は、大体はiPhone11ProとiPhone11Pro Max だけです。それ以外のiPhone5からiPhoneX.11も非正規の修理価格の方が安いです。

安い修理業者の上手な選び方

・口コミを調べる

店舗の口コミを調べることは非常に大切です。

主に、修理業者のまとめサイトGoogleマップの口コミ欄を見ると、各修理業者の雰囲気が掴めます。Googleマップの口コミは食べログのような感じで、口コミの総合評価も行っているので、見やすいです。

しかし、情報の偏りがあるかもしれないので、口コミの情報だけを鵜呑みにしないよう注意が必要です。

・店舗で直接やりとりが出来るところを選ぶ

修理業者探しをするとき、多くの人がインターネットを利用するかと思います。その際、店舗の存在を確認せずに、インターネット上だけでやり取りをするのは控えた方がいいです。

なぜなら、修理後に何か不具合が生じた時に、店舗を持たない業者に修理をした場合、連絡がつかなくなってしまったら、どうすることもできなくなってしまうからです。

さらに、実際に店舗に行って確認した方がいいことを以下にまとめておきます。

  • 修理価格がHPと同じかどうか
  • 保証が効くかどうか
  • 修理にリスクがあるかどうか

HPとの食い違いがないか保証の充実度は良い業者かどうかの目安になります。また、画面割れ修理の中でも、機種によってですが、難しい修理は存在します。その際のリスクをしっかりと説明してもらった方がいいでしょう。

・総務省登録修理業者を選ぶ

総務省登録修理業者の特徴をまとめてみます。

  • 技術力が高い
  • パーツの品質が良い
  • 修理実績がある
  • 保証が充実している
  • 法令の遵守を約束している

登録修理業者について言える事は、総務省が認めた技術力の高さ、安さ、即時性が備わっている、という事です。

登録修理業者制度は、消費者が悪質な修理業者の被害に合わないように作り出された制度です。総務省による厳しい審査を通った業者が登録されます。だからこそ、安心して修理に預けることができます。

また、登録修理業者に登録するための審査にもかなりのコストがかかっているので、登録修理業者ではない激安の修理業者よりも修理価格は高いです。

まとめ

スマホの画面割れ修理の今回の記事の要点は以下の通りです。

  • 非正規は、総務省登録修理業者とそうではない業者に分かれる
  • 正規と非正規にはそれぞれにメリットとデメリットがある
  • 安全性、価格帯、即時性のどれに重点を置くかでどこに修理を依頼するかが決まってくる
  • 安い修理業者を選ぶ際の基準をしっかりと把握する

正規で画面割れ修理をするのは確実ではありますが、保証に入ってないと、修理価格が高く、修理期間が長いことが多いです。

非正規でも、激安のところは、パーツの品質や保証の充実度に問題がある可能性があるので、注意が必要です。

総務省登録修理業者は、正規に多少の劣りはありますが安全であり、価格も比較的安く、即時性もあります

このことから、筆者は総合的な観点から見ても、スマホの画面が割れた時は、総務省登録修理業者に行くことを勧めます。

当社は総務省登録修理業者なので、安心してスマホの画面割れ修理をお任せいただけます。

悪質な非正規業者に任せるより、質はかなり高いですし正規の業者よりも価格が安く、対応も早くて融通が利きます。

スマホ画面が割れてしまったら、ぜひご相談・ご依頼ください!

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中村 友昭

中村 友昭

株式会社ブループリント
CEO

1989年生まれ35歳。新卒で大手物流会社で4年勤務。その後携帯販売会社へ転職。携帯販売会社のサブ商材でスマホ修理の店舗立ち上げから複数店舗のマネジメント経験。
2014年ブループリント設立。
スマホ修理・アクセサリー販売・スマホ買取で直営8店舗
スマホ買取「クイック」という屋号で全国120店舗展開。

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