スマホのタッチパネルが反応しなくなった…修理は安い業者に頼むべき?

スマホを使用していてタッチパネルが反応しなくなった経験はありませんか?

故障なのか、故障ではなく指の問題なのか、いくつか考えられる原因はあると思います。

故障ではない場合は何が原因なのか、故障となると修理はどこで頼めばいいのかなど詳しくお話していきます。

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スマホのタッチパネルが反応する原理は?

そもそもどのようにしてスマホのタッチパネルが反応するのでしょうか?

タッチパネルには様々な仕組みがありますが、ほとんどのスマホは静電容量方式という方法が採用されています。

静電容量方式は、タッチパネルの縦と横方向にたくさんの電極が配置されており、指が画面に触れると微弱な電流が発生し、この変化をセンサーが感知することで、指が触れた位置を把握するという仕組みです。

そのため、タッチする側に電気を通す性質がないと画面は反応しないということです。

手袋をしている時や、爪先で操作した時に反応しないのは、電気を通していないためです。

スマホのタッチパネルが反応しなくなる理由は?

スマホのタッチが反応しなくなるのにはいくつか原因があります。

画面の表面の問題

画面がホコリや指紋などで汚れていると、反応が悪くなることがあります。

スマホの画面は、みなさんが思っている以上に汚れています。

汚れは蓄積していきますので、こまめに拭き取るといいと思います。

また、画面保護のために使用している保護シートが原因の可能性もあります。

基本的にはタッチ感度に支障がないように作られているので問題ないと思うのですが、貼る時にきちんと汚れを拭き取っていなかったり、保護シートがズレたまま貼り付けると一部が浮き、タッチの反応が悪くなることがあります。

操作主の問題

画面の表面に問題がなければ、今度は操作をしている指に問題がないかを疑いましょう。

自分で操作をしても反応しない時に、一度他の人にお願いして、タッチが反応するか確認してもらいます。

もし、他の人の指で反応するようであれば、自分の指が乾燥によってタッチが反応しなくなっていると判断できます。

指には汗や水蒸気が分泌されており、そのおかげで静電気を通し、タッチパネルが反応しています。

しかし、指が乾燥していると静電気が通らず、タッチパネルの反応が悪くなります。

スマホ内部の問題

画面の表面でも指の乾燥でもなかった場合は、スマホの内部に問題があるかもしれません。

通常であれば、アプリを使用したあと使っていないアプリはバックグラウンドでしばらく稼働し、その後待機状態になります。

そのため、メモリなどを圧迫することはありません。

しかし、複数のアプリをバックグラウンドで起動していたり、アプリそのものが停止して、スマホに負荷をかけていることもあります。

このような状態になると、センサーからの反応を処理しきれず、タッチ操作がうまくいかなかったり、反応が鈍くなったりします。

スマホのタッチパネルが反応しないときの対処法とは?

タッチパネルが反応しないときの原因がわかったら、どのように対処すれば良いのか、詳しくお話していきたいと思います。

外的要因の解決

画面の汚れが問題であれば、綺麗に拭き取りましょう。

今はいろんな種類のスマホ画面用クリーナーが販売されています。

一番簡単にできるのは、メガネ拭きやスマホ用クロスなどで拭き取ることです。さらに油脂などもしっかり落としたいという方には、スプレータイプのクリーナーがおすすめです。

スプレーを吹きかけてクロスなどで拭き取るだけで綺麗になります。

また、使い捨てのティッシュタイプのものもありますので、お好みのものを探してみてください。

画面に貼り付けている保護シートが問題の場合は、保護シートを貼り直すといいでしょう。

画面と保護シートのズレを直すと浮いている部分がピッタリとくっつくので、タッチ操作しやすくなるかと思います。

貼り付ける前には必ず、画面を綺麗に拭き取ることも大事です。

操作する指が乾燥している場合は、指を濡らしてみましょう。濡らすと言っても軽く湿らせる程度で大丈夫です。

ビショビショに濡らしてスマホを触ると故障の原因となりますので気をつけてください。

あくまでも湿らせる程度にしましょう。

スマホ内部の要因の解決

スマホの内部の問題であった場合ですが、反応が鈍いだけで、操作が可能であればまずアプリを全て終了させてみましょう。

もし、操作が全くできないようであれば、一度強制再起動を試してみるといいと思います。

強制再起動は機種によってやり方が違いますので、何か問題が起きたときのために予め調べて覚えておくのがいいでしょう。

それでも症状が改善されないのであれば、故障を疑いましょう

故障が原因である場合はプロの力に頼るしかありませんので、スマホのメーカーに問い合わせをしてみるか、街のスマホ修理屋さんを探しましょう。

スマホの修理業者はどうやって選ぶ?

いざ、画面の修理をお願いしようと思っても、どこに依頼すればいいのかわからない方もいるのではないでしょうか?

どういったところに修理に出すのがいいのかをまとめてみました。

まずスマホの修理をするとなると、一番気になるところはお値段だと思います。

お値段はやはり安いに越したことはないかと思いますが、安さばかりに気を取られていると、パーツの品質が悪かったり、修理技術の足りない修理店に当たってしまうかもしれません。

修理をするお店選びは慎重に行いましょう。

正規修理業者を選ぶ

メリット:正規のパーツを使ってもらえる

正規修理業者を選ぶ最大のメリットは、正規のパーツを使って修理してもらえることです。

正規のパーツは正規の修理業者でしか使えないので、パーツの品質にこだわる方は正規の修理サービスを受けることをオススメいたします。

スマホのメーカーにもよると思いますが、保証サービスに加入していると通常より安く修理をすることができる場合もあります。

そして、やはり正規のサービスという、預けるときの安心感もあると思います。

デメリット:時間がかかる場合や初期化されてしまうリスクがある

デメリットとなる部分は、修理をするのに時間がかかることです。

正規の修理ということもあってか、予約がいっぱいで修理の受付までに、まず時間がかかります。

メーカーによっては郵送での修理の場合もあるので、送ってから戻ってくるまでに時間がかかります。

また、データを残したままでの修理は基本的に行いません。

データが入っている場合は初期化をされる可能性があります。

ですので、修理に出す前にバックアップをとらないとデータは戻ってきません。

修理に出すスマホがバックアップのとれる状態であればいいのですが、取れない場合は諦めるしかないかもしれません。

非正規修理業者を選ぶ

非正規修理業者とは、街で見かける修理屋さんです。

正規のサービスではありませんので、パーツはコピー品を使用して修理を行っています。

メリット:安い価格で修正が可能、データもそのままでOK

メリットは、まず価格が正規修理業者に比べて安いことです。

パーツがコピー品である分、安く修理ができます。

修理時間も正規修理業者よりも短いです。

非正規修理業者は、修理箇所にもよりますが、基本は即日修理のところが多いです。

あとはなんと言っても、データはそのままで修理が出来るところが魅力だと思います。

もちろん、故障の度合いによってはデータがなくなっている可能性はありますが、基本的にはデータを消して修理をすることはありません。

デメリット:パーツが正規品なのでリスクがある

デメリットは、パーツが正規品ではない点です。

パーツが正規品ではないとタッチ操作の感度や液晶の色味が多少違うことがあります。また、一度非正規修理業者で修理をしてしまうと正規の保証サービスが受けられなくなります。

修理に出そうと思っている時はよく考えてからにしましょう。

そして、先程はメリットとしてお話したデータはそのままで修理できると言う点ですが、データが入った状態でスマホを預けるのが不安という方もいると思います。

メリットでもありデメリットでもあるような気がします。

国から認められている登録修理業者を選ぶのがポイント

メリット、デメリットを理解された上で、非正規修理業者に修理を依頼しようとしてもたくさんのお店があり迷ってしまうと思います。

どのようにしてお店を選ぶと良いのか簡単にお話して行きたいと思います。

非正規修理業者には2種類あり、登録修理業者非登録修理業者があります。

登録修理業者は、国から修理技術を認められた業者です。

そのため、正規修理業者のように安心して修理をお願いできます。

一方、非登録修理業者は国から認められていない業者になります。

修理をしてはいけないというわけではありませんが、修理をお願いする側としては安心感に欠けると思います。

非正規修理業者で修理をする際は、まず登録修理業者に指定されているのかどうかを確認する必要があります。

見極めるポイントは、ホームページです。

登録修理業者に指定されているお店は、お客様に安心して利用してもらうために登録修理業者に指定されていることを記載しているお店が多いです。

もしホームページに載っていないようであれば、確認のために電話で問い合わせをしてみるか、実際に店頭に行って聞いてみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回は、スマホのタッチパネルが反応しなくなってしまったときにどうするかについてお話させて頂きました。

操作ができないと故障したのではないかと焦ってしまうと思いますが、一旦落ち着いて冷静に何が原因なのかを突き止め、それぞれの対処法を試してみてください。

最終的に故障なのでは?と判断ができたら、正規修理業者を選ぶのか、または非正規修理業者を選ぶのか、メリット・デメリットをよく考えて選びましょう。

非正規修理店を選択した場合は、お店選びも慎重に行いましょう。

修理の技術や使うパーツの品質などはお店によって様々なので、口コミなどを見て決めるのもいいでしょう。

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中村 友昭

中村 友昭

株式会社ブループリント
CEO

1989年生まれ35歳。新卒で大手物流会社で4年勤務。その後携帯販売会社へ転職。携帯販売会社のサブ商材でスマホ修理の店舗立ち上げから複数店舗のマネジメント経験。
2014年ブループリント設立。
スマホ修理・アクセサリー販売・スマホ買取で直営8店舗
スマホ買取「クイック」という屋号で全国120店舗展開。

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