iPhoneXのバッテリー交換が一番スムーズにできる方法は？費用やかかる時間について解説

バッテリーの劣化は知らぬ間に進行している恐れがあります。

バッテリーの劣化を放置していると、突然起動不可になってしまうことも…。

しかし、バッテリーが劣化しているかは普通よくわからないものです。

では、バッテリー交換の目安やサインはどうすれば分かり、実際に交換する際、どの手段が一番良いのでしょうか。

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iPhoneXのバッテリー交換の目安

バッテリーの状態を確認する方法

バッテリーの状態は、iPhoneの「設定」から確認することができます。

確認方法の手順は以下の通りです。

ホーム画面の「設定」をタップ
設定一覧の「バッテリー」をタップ
「バッテリーの状態」をタップ
「最大容量」の箇所を確認

最大容量の欄の「％」で表されている数値がバッテリーの状態です。

一般的に、バッテリーの最大容量が80％を切ると、バッテリーの状態が劣化していると言われています。

お使いのiPhoneのバッテリー最大容量が80％を切っていたら、新しいバッテリーに交換することをお勧めします。

交換が必要なサイン

・バッテリーの減りが早いと感じる

バッテリーの減りが早い場合、バッテリーが劣化している可能性があります。

バッテリーの状態が劣化すると、iPhoneを使用するとすぐに充電が減ってしまい、あっという間に充電が消えてしまいます。

具体的には、バッテリーの状態が通常の場合でも充電の消費量が多いゲームアプリなどを使用すると、30分も経過しないうちに充電が20％を切ってしまうといったことが挙げられます。

また、1日の間に数回充電をしているのに、最終的には充電が無くなってしまうという方も、バッテリーの減りが早いと言えます。それもバッテリーが劣化していると考えられるので交換のサインだと言っても良いでしょう。

・使用していないのに充電が急激に減っている。

バッテリーの状態が劣化すると、iPhoneを使用していないのに充電が急激に減っていることがあります。

充電を100%まで充電してから、しばらくすると何もしていないのに充電が著しく減っていた場合、それはバッテリーの寿命が来ている可能性が高いです。

・急にシャットダウンしてしまう。

バッテリーは劣化すると、急にシャットダウンしてしまい、最悪の場合iPhoneが起動しなくなってしまう可能性もあります。

当社の修理店舗にも、iPhoneが急に真っ暗になってしまい起動不可になってしまったお客様が多くご来店されます。このような場合、水没端末や液晶破損などの物理的な損傷がない場合、バッテリーを交換することですぐに起動する事例が多くあります。

知らず知らずのうちに、バッテリーの劣化が進行し、突然シャットダウンしてしまうことは多い事例なので、そのような場合は修理業者に相談してください。

iPhoneXのバッテリー交換の方法を比較

iPhoneXのバッテリー交換方法は3つあります。

メーカーでの修理
携帯会社(大手三社)での修理
修理業者での修理

これら3つになりますが、それぞれに大切な注意点があるので、その説明をしていきたいと思います。

メーカーで修理する

AppleStoreや正規サービスプロバイダでバッテリー交換の修理をすることができます。「配送修理」と「店頭持ち込み修理」のどちらかを選ぶことができ、AppleCareなどの保証サービスに加入していると無料で修理することができます。

しかし、デメリットもあります。

「配送修理」の場合、修理期間が長く、5~7日かかります。「店頭持ち込み修理」の場合も店舗の状況によっては修理期間が5~7日と長いです。さらに、保証サービスに加入していないと、iPhoneXの修理代金は7400円かかります。

メーカーでの修理は安全性が高いですが、即時お渡しができないし、修理代金が高くなってしまう可能性があるので注意が必要です。

携帯会社の店頭で修理する

携帯会社の店頭でもバッテリー交換修理を行っています。

しかし、携帯会社によって修理サービスの内容が違う点があるので、大手三大キャリアをメインに比較していきます。

・auでの修理

auでは、店頭でバッテリー交換の修理を行っていますが、一部の店舗でしか行っていません。iPhoneXの修理代金は、Appleと同じで7400円です。

しかし、時期によって金額が異なる可能性があるそうなので、修理を検討する際は注意が必要です。(詳しくはauの公式ホームページへ)

・SoftBankでの修理

SoftBankでもバッテリー交換の修理を行っており、料金は7400円でauに並び同じです。保証に入っている場合は無料で修理できるので、保証の加入状況などを確認してみると良いでしょう。(詳しくはSoftBankの公式ホームページへ)

・docomoでの修理

docomoでのバッテリー交換修理も店舗がかなり限定的です。さらに、これはauとSoftBankにも言えることですが、在庫が必ずしもあるわけではないので店頭に確認してみた方が良いでしょう。修理料金は9400円です。(詳しくはdocomoの公式ホームページへ)

修理業者で行う場合

修理業者での修理は、業者によって修理の安全面に違いがあるので安全な業者を見極める必要があります。

修理業者の中には「激安」を謳う修理業者が粗悪なパーツを使って修理をしているところがあります。そのような業者に修理を依頼してしまうと、バッテリーが予期せず爆発してしまい大きな怪我をしてしまったり、バッテリーがすぐに壊れてしまったりする可能性があります。

では、どのように見分けたら良いのでしょうか。

安全な修理業者を選ぶたい場合は、その業者が総務省登録修理業者かどうかを調べてみてください。(修理業者のホームページに見やすく記載があるかと思います)

登録修理業者は総務省が認めた修理業者ですので、修理技術が非常に高く、安全性が高いです。さらに、修理相場は6000~8000円くらいで、修理時間は30分程度で完了するので即時受け取りが可能です。

バッテリー交換前の準備

バッテリー交換をする際は、以下の3つの準備をしてください。

データのバックアップを取る

まずは、データのバックアップを取りましょう。iPhoneのデータが万が一消えしまった場合に備えて、データを残しておく作業が重要になります。

しかし、登録修理業者では、お使いのiPhoneのデータはそのままでバッテリー交換の修理をすることができます。バッテリー交換の修理だけならiPhoneのソフトウェアの部分などには触れないので、データ破損の心配なく修理を依頼することができます。

ですから、バッテリーの劣化に気づかず、iPhoneが起動不可になってしまった場合もバッテリーの交換をすれば元通りで受け取ることができる可能性があります！

ただ、万が一のこともあるのでデータのバックアップができる状態なら取っておいた方が良いでしょう。

各種アカウントのID、パスワードをメモする

iPhoneXのバッテリー交換をする際は、念のためIDやパスワードのメモを取っておきましょう。以下、取っておくべきID・パスワード類の一覧です。

Apple ID
Appleアカウントのパスワード
iPhoneのロック画面パスワード
各種アプリ内のID・パスワード

バッテリーを交換したことにより、アプリに何らかの不具合が生じ、初期画面やログイン画面に戻ってしまう可能性があります。

そういった場合のために、上記で示したID・パスワード類の情報を確保しておきましょう。

配送で行う場合は初期化も必要

Appleなどの正規で配送修理を希望する場合、「初期化」が必要になります。配送修理を受け付けている一部の修理業者でも初期化が必要になってくる可能性もありますので、確認してみてください。

初期化をすると、iPhoneのデータが全て消えてしまいます。そのためにはiPhoneにデータをバックアップする必要があるので必ず行いましょう。また、初期化の際はAppleアカウントをサインアウトする必要があります。サインアウトの際は、AppleIDとパスワードが必要になってくるので事前に用意しておきましょう。

以下、初期化の手順を紹介しておきます。